『生物の科学 遺伝』2023年3月発行号 試読用動画

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『生物の科学 遺伝』2023年3月号特集は「ネコのズーロジー(動物学)」です。本特集では,古くから日本人に身近な動物の一つであり高い人気を誇る生き物,ネコについて,生き物としてのネコそのものを理解するための諸研究を,研究者たちが紹介・解説します。ネコの遺伝学,考古学,行動学,生化学等から,昨今問題となっている野生化したネコへの対策とその実態,さらに今注目の,今後の獣医療に貢献するネコiPS細胞の樹立に向けた取り組みについても取り上げます。

  巻頭グラビア6頁も「動物園で見られる野生のネコ」,ツシマヤマネコやマヌルネコほか動物園で見られる野生のネコ科動物たちを紹介,その生態や行動からイエネコとの関わりや共通点も解説します。生物・遺伝学や生き物関係者はもちろん,獣医学に興味のある方やペット関係の仕事の方,一般の猫好きの方も必読の1冊です。ほか新企画のリレー連載「科学捜査と遺伝学」ほか,各連載も必見です(「植物を集める‼」「高校生物・ワクワク宣言‼」「実験観察の勘どころ」)。

 

ネコやペットや獣医学等に興味のある方は『生物の科学遺伝』バックナンバー特集「遺伝情報から見たイヌの世界」(Vol.76-no.5(2022年9月号)「動物園・畜産学の最前線」(Vol.75-no.2(2021年3月号))特集「iPS細胞の社会意義/博物館の標本情報を活用するミュゼオミクス」(Vol.71-no.5(2017年9月号))「毛や羽の色の遺伝学」(Vol.62-no.6(2008年11月号))ほか「動物行動の遺伝的基盤を解き明かす」(Vol.64-no.6(2010年11月号))別冊No.26『生命科学情報検索ガイドブック』No.25『改訂 遺伝単』などもオススメです。